ダイエットに効果があるとされるリベルサス。
その詳しい成分や効果、副作用などの注意点、購入方法などをわかりやすく解説します。
目次
リベルサスとは?
リベルサスとは、デンマークの製薬会社であるノボノルディスクの商標で、GLP-1受容体作動薬のセマグルチドを主な有効成分とする処方箋医薬品です。
ノボノルディスクが糖尿病治療薬として2012年に開発しました。
それまでは、糖尿病治療に用いるGLP-1受容体作動薬は注射しかなかったため、患者は定期的に注射を打ち続ける必要がありました。
しかし錠剤のリベルサスが開発されたことで、患者の大幅な負担軽減につながりました。
現在、リベルサスには、3mg、7mg、14mgの3種類があります。
リベルサス錠3mg(1錠中)の成分と薬価
有効成分:セマグルチド(遺伝子組み換え) 3mg
その他添加剤:サルカプロザートナトリウム、ポビドン、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
薬価:139.6円
リベルサス錠7mg(1錠中)の成分と薬価
リベルサス錠14mg(1錠中)の成分と薬価
糖尿病とは?
糖尿病とは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込むインスリンが分泌されにくかったり、分泌されてもうまく働かなかったりして、血液中の糖分の量(血糖値)が増えてしまう病気です。
血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つき、将来的に失明や心臓病、足の切断などにつながります。
参考リンク:糖尿病とは - 糖尿病情報センター
セマグルチドとは?
リベルサスの有効成分であるセマグルチドは、ノボノルディスクが糖尿病治療用に開発したGLP-1受容体作動薬です。
すい臓にインスリンの分泌を促すGLP-1というホルモンに似た働きをします。
GLP-1は、もともと体内にあり、血糖値が高くなると小腸から分泌されます。
GLP-1によってインスリンが増えると、血液中の糖分が筋肉など細胞に取り込まれエネルギーとして消費されたり、脂肪細胞に蓄えられたりして血糖値が下がります。
ただしGLP-1は、分解されるのが早く、すぐに効果を失ってしまうデメリットがあります。
セマグルチドはGLP-1に変化を加え、分解されにくく、効果が長く持続するようにした薬です。
リベルサスのダイエット効果
糖尿病治療薬のリベルサスですが、以下のような働きからダイエットにも高い効果を発揮します。
過剰な食欲を抑える
人間は食後、食べ物が消化され血糖値が高くなると、満腹中枢が働き満腹だと感じます。
リベルサスの有効成分セマグルチドは、この満腹中枢に直接働きかけることで過剰な食欲を抑えて食べ過ぎを防ぎます。
満腹感を持続させる
食べ物は胃で消化されると、小腸へ少しずつ送られます。
リベルサスの有効成分セマグルチドは、食べ物が小腸へ送られるスピードを遅くして、食べ物が胃に入っている時間を延ばします。
これにより、同じ量のものを食べても、食べ物が胃にある時間が長くなり満腹感が長く続きます。
基礎代謝を良くする
リベルサスの有効成分セマグルチドは脂肪細胞に働きかけ、熱を生み出すことを助け基礎代謝を上げ、脂肪を分解しやすくします。
リベルサスの正しい飲み方
リベルサスの効果を最大限発揮するためには服用時の注意をよく守り、正しく服用することが大切です。
朝起きた時など胃に内容物が入っていない空腹時にコップ半分の水(約120ml)で1回1錠飲みます。リベルサスは光や湿気の影響を受けやすいため服用直前にシートから取り出すようにしましょう。
必ず水で、かみ砕かずに飲んでください。
服用後30分は食べたり飲んだりしないでください。
リベルサスは組み合わせ次第で相乗効果が期待できる
リベルサスは、以下の他の医薬品(成分)と組み合わせることで、さらなるダイエット効果が期待できます。
ここでは概要を記載しますので、各医薬品の詳細は別記事を参照して下さい。
糖尿病治療薬。腎臓で糖質の再吸収を抑制することによって実質的な糖質制限となり体重減少が期待できます。
リベルサスの副作用や注意点
リベルサスには以下のような副作用や注意点があります。
異常を感じたら、服用をやめ医師薬剤師に相談してください。
副作用
リベルサスの副作用としては、低血糖による冷や汗、震え、動悸。下痢や便秘、胸やけなどの胃腸症状。嘔吐を伴う激しい腹痛、背中の痛み、膵炎などの症状が報告されています。
これらの症状が現れた場合は服用をやめ、医師薬剤師に相談してください。
注意点
妊娠中、授乳中、妊娠を希望している方、過去に膵炎にかかった方、他の糖尿病治療薬を内服・注射中の方、重度の胃腸障害がある方、胃の摘出手術を受けたことがある方、甲状腺機能低下症でホルモン補充療法を行っている方などは服用できません。
リベルサスのよくある質問
リベルサスについて、よくある質問を以下にまとめました。
リベルサスは服用始めてからどれくらいで痩せますか?
回答:個人差はありますが、服用し始めてから2~3か月で効果を実感される方が多いです。効果が出ないと感じても数か月してゆっくり痩せることもありますので、自己判断で服用を中止せず、医師薬剤師の判断を仰ぎましょう。
リベルサスにジェネリック医薬品はありませか?
リベルサスは保険適用で処方してもらえますか?
回答:リベルサスは、糖尿病治療の目的の場合にのみ保険適用で処方されます。ダイエット目的の場合は全額自己負担の自由診療となります。
リベルサスをダイエット目的で服用し、重篤な副作用が出た場合に医薬品副作用被害救済制度の対象となりますか?
リベルサスを飲み始めて吐き気や下痢などの消化器症状が出ました。服用をやめた方がいいですか?
リベルサスを個人輸入しても安全ですか?
リベルサスを服用して低血糖になることはありますか?
リベルサスの入手方法
リベルサスは、処方箋医薬品です。医療機関で診察を受け、医師から処方箋をもらわないと購入できません。
また、リベルサスの有効成分セマグルチドを含むジェネリック医薬品も、市販薬もありません。
しかし忙しく、病院に行き薬局でリベルサスを買う時間が確保できない方も多いと思います。
そんな方にオススメなのが、弊社のMedDirect(メドダイレクト)です。
予約から診察、処方、お届けまで全てオンラインで完結し、時間や場所を気にせず、いつでもどこでも気軽に購入することができます。
さらに、リベルサスだけでなく、上記の相乗効果を期待できる医薬品ルセフィ錠とセットで購入できるため大変オススメです。
※美容目的の処方のため保険適用外の自由診療となりますが、MedDirect(メドダイレクト)は初診料、再診料、処方料が無料で、お薬代と送料のみのご負担でリーズナブルにご利用いただけます。
メドダイレクトでのリベルサスを含む処方プランと料金
メドダイレクトではリベルサス3mgを含む処方プランを「短期ダイエットGLP-1内服」と「短期ダイエットGLP-1内服+糖質カット」の2つご用意しております。
短期ダイエットGLP-1内服では、リベルサス3mgを30日分で初回は10,910円、2回目以降は9,600円です。
短期ダイエットGLP-1内服+糖質カットでは、リベルサスに加え、SGLT2阻害薬のルセフィ2.5mgを合わせて30日分、初回が19,690円、2回目以降が18,390円です。
価格はいずれも税込みです。
メドダイレクトではこのほかにもさまざまなプランをご用意しておりますので、詳細は、MedDirect(メドダイレクト)取り扱い医薬品をご覧ください。
リベルサスのまとめ
・リベルサスはGLP-1受容体作動薬のセマグルチドを有効成分とする糖尿病治療薬。
・購入には、医師の処方箋が必要な処方箋医薬品
・リベルサスは、すい臓にインスリンの分泌を促すことで血糖値を下げる
・リベルサスには、満腹中に直接働きかけ食欲を抑制する作用や、胃に食べ物を長時間滞留させ満腹感を感じさせる作用、脂肪細胞に働きかけて脂肪燃焼を促す作用がありダイエットに効果がある
・リベルサスはルセフィ錠と組み合わせると相乗効果が期待できる
・副作用として低血糖による冷や汗、震え、動悸、下痢、便秘、腹痛、背中の痛み、膵炎などが起こることがある
・妊娠中、授乳中の方、膵炎にかかった人、胃腸障害がある人などは服用できない
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