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執筆者の写真三協製薬株式会社

日本マカとは?日本マカについて歴史や栄養価などわかりやすく解説


日本マカについて、日本マカの画像


本記事では日本マカについて、その魅力や歴史を詳しく解説してきます。

また、日本マカだけではなく、マカという植物についても基本的なことも併せて記載します。



マカとは?



マカは、ブロッコリーやキャベツ、白菜、大根、ワサビと同じアブラナ科に分類される植物です。

上の写真は、収穫された日本マカの写真ですが、見た目は蕪(カブ)のような見た目をしており、同じ畑で穫れたものでも白色、黄色、紫色、赤色、ピンク色など色の違いがあります。


マカの原産国はペルー



マカの原産国である南米ペルーの位置とマカが栽培されるアンデス山脈の画像

マカは、元々は南米ペルーのアンデス山脈に自生する植物です。

古くから「アンデスの女王」と呼ばれるほど、栄養価が高く、スタミナ源として重宝されていました。

現在も、マカは標高4000m以上の低酸素で湿度が低い場所で栽培されています。


アンデス山脈のような標高が高く、大気圧が高い場所では、日光が降り注ぐと気温が上がりやすく、夜は気温が下がりやすいため、寒暖差が激しい過酷な環境となります。

マカは、そんな過酷な環境下で自生していた植物であり、現在も現地で栽培されていることを考えると、過酷な環境での生育に適した特殊な植物であると考えることができます。



マカの栄養価が高い秘密




マカは土壌の栄養成分を根こそぎ吸収するため、非常に栄養価が高い

マカは栄養価が高く、滋養強壮、活力増強、栄養補給など様々な目的で摂取されていますが、その栄養価の高さには秘密があります。


マカは土壌の成分を根こそぎ吸収するほど生命力が強く、連作ができないことで知られています。

過酷な環境に耐えるため、土壌の栄養素を丸ごと吸収し、自身に蓄えているため、栄養価が高くなると考えられます。



不思議なチカラの源「ベンジルグルコシノレート」



マカに含まれる不思議なチカラの源「ベンジルグルコシノレート」

マカには栄養価の高さ以外に、特有の成分であるベンジルグルコシノレートが注目されています。

グルコシノレートとは、同じアブラナ科のブロッコリーやキャベツなどにも含まれてます。

グルコシノレートには、何種類かの派生成分があり、そのうちの1つがマカに含まれるベンジルグルコシノレートです。


ベンジルグルコシノレートには薬理効果があることが期待されており、不妊改善、男性機能の改善、月経サイクルの正常化、更年期症状の緩和などがあると言われています。

マカとベンジルグルコシノレートの詳しい効果と研究は別の記事で溶解しておりますので、こちらを参照してください。





日本マカとは?



日本マカは、1990年にペルーからマカの種を持ち帰り、約20年の歳月をかけ、日本で栽培された国産マカのことです。

あるペルー在住の日本人が、ペルーに住むからこそわかるマカの魅力に気づき、「マカは人類を救う比類稀な薬草である」と考えました。


それから、日本へマカを持ち帰って、マカの魅力を日本人に伝えました。

マカはペルーにしかないので、わざわざ持ち帰っていては魅力が広がることはありません。

そこで「日本で栽培し、日本人のために広めたい」という情熱から栽培を開始しました。


マカの生育環境、栽培環境について先ほど説明しましたが、日本とペルーの気候は大きく違います。

日本は温暖湿潤気候といい、夏は高温で雨が多く、冬は寒いことが特徴です。

そのおかげで日本には四季があり、季節の変化を楽しむことはできますが、マカの栽培には適している気候ではありません。



日本では栽培不可能と言われた日本マカ



日本マカの畑 日本マカ生産農家にて撮影

ペルーとは気候が違いすぎて、マカの種子が持ち込まれた当初は「日本での栽培は不可能だ」と言われていました。

国産のマカを栽培するため、数多くの失敗と約20年の歳月をかけ、日本の環境でマカを栽培することに成功しました。


その後、この栽培技術を用いて、チャレンジ精神旺盛な生産者グループと協力して、更なる改良に挑みました。

改善に改善を重ね、マカの栽培量を毎年伸ばし、主力成分の含有量を増やすことに成功しました。

その日本の情熱が生んだとも言える日本マカを100%使用したものが弊社のサプリメントです。


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日本マカの各種成分はペルー産マカの数倍




日本マカとペルー産マカの一部成分比較 日本マカの方が栄養価が数倍高い

元は過酷な環境下で育つマカを、日本で育てる技術を確立させたことも驚くべきことですが、日本マカの生産者たちは「世界最高品質の国産マカ」を作ることを目指しました。


結果として、ペルー産マカに対して、ベンジルグルコシノレートやアミノ酸、ミネラルなどの各種栄養成分を数倍にすることができました。


現地ペルーにおいても、マカによってグレードがあります。

栄養価が高ければ高いほどグレードが高いマカと見なすことができるのですが、日本マカの生産者の情熱によって、世界に誇ることができるほどの「最高品質のマカ」を作ることができました。


日本人の情熱と日本の農業技術なくしては、このマカは作れなかったでしょう。



日本マカの驚くべき品質管理



日本マカは安心・安全へのこだわりとして、収穫後に生産農家ごとに329項目もの残留農薬を検査し、その他に重金属やヒ素の検査を実施しています。

簡単なことに思われるかもしれませんが、検査には項目数だけの費用が掛かります。


また、栄養価を落とさないために収穫後にすぐに低温乾燥させ、極力加工せずに純度100%の粉末原料を製造しています。

徹底した品質へのこだわりが高い栄養価と、安心のマカ製品を提供することができています。






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