ダイエットに効果があるとされるルセフィ。
その詳しい成分や効果、副作用などの注意点、購入方法などをわかりやすく解説します。
目次
ルセフィとは?
ルセフィとは、大正製薬の商標で、SGLT2阻害薬のルセオグリフロジン水和物を主な有効成分とする処方箋医薬品です。大正製薬が糖尿病治療薬として開発しました。
ダイエット効果もあるとして注目されています。
形状は錠剤とフィルム状のものがあり、錠剤は2.5mgと5mgの2種類があります。
ルセフィ錠2.5mg(1錠中)の成分
有効成分:ルセオグリフロジン水和物(ルセオグリフロジンとして 2.5mg)
その他添加剤:乳糖水和物、結晶セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、酸化チタン、マクロゴール400、カルナウバロウ、軽質無水ケイ酸
ルセフィ錠5mg(1錠中)の成分
ルセフィODフィルム2.5mg(1枚中)の成分
有効成分:ルセオグリフロジン水和物(ルセオグリフロジンとして 2.5mg)
その他添加剤:ヒドロキシプロピルセルロース、粉末還元麦芽糖水アメ、結晶セルロース、D-マンニトール、ヒプロメロース、酸化チタン
糖尿病とは?
糖尿病とは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込むインスリンが分泌されにくかったり、分泌されてもうまく働かなかったりして、血液中の糖分の量(血糖値)が増えてしまう病気です。血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つき、将来的に失明や心臓病、足の切断などにつながります。
1型糖尿病と2型糖尿病の違い
糖尿病にはいくつか種類があり、代表的なものに1型糖尿病と2型糖尿病があります。
1型糖尿病では、すい臓のランゲルハンス島という部分にあるβ細胞が障害され、インスリンを産生できなくなった結果、高血糖状態が続き、生存を危うくします。
このため、血糖値を下げるために、注射によってインスリンを補う治療が必要です。1型糖尿病は子供や青年に多く発症します。
一方2型糖尿病では、インスリンは分泌されているものの、働きが悪く血糖値が下がらない場合(インスリン抵抗性)や、分泌そのものが減っている場合(インスリン分泌低下)があります。
高血糖が是正できない場合は、薬やインスリン注射による治療を行うこともありますが、まずは運動療法や食事療法による治療が行われます。
2型糖尿病は、遺伝的要因に運動不足や食べ過ぎなどの要因が加わり発症すると考えられていますが詳しいことはわかっていません。
糖尿病患者の95%以上が2型で、多くが中高年で発症します。
ルセフィは、この2型糖尿病に対してのみ使われます。
ルセフィの効果
ルセフィの有効成分であるルセオグリフロジン水和物は、SGLT2阻害薬です。
SGLT2とは、腎臓にある膜タンパク質(細胞などの膜の中にあるタンパク質)のことで、糖が、尿へ逃げることを防ぐ働きがあります。ルセオグリフロジン水和物は、このSGLT2の作用を阻害し、腎臓で糖が再吸収されることを防ぎ、余分な糖が尿中に排泄されるのを促します。
つまり、食事で摂取し過ぎた糖分が脂肪として蓄えられる前に尿として排出するため、ダイエット効果が期待できます。
ルセフィによる1日あたりの糖分排出効果は約60g、カロリーに換算すると240kcalほどになるとされています。
若返り効果も
順天堂大学の研究によると、ルセフィに代表されるSGLT2阻害薬を、肥満させたマウスに投与したところ、内臓脂肪に蓄積した老化細胞が除去されるとともに、内臓脂肪の炎症が改善し、糖代謝異常やインスリン抵抗性の改善がみられました。
蓄積した老化細胞によって起こるアルツハイマー病や動脈硬化などを改善する効果も期待できます。
ルセフィの正しい飲み方
ルセフィの効果を最大限発揮するためには、用法容量を守り正しく服用する必要があります。
ルセフィは1日1回、朝食前か朝食後に水またはぬるま湯で飲みましょう。尿量が増え睡眠を妨げる恐れがあるため夜飲むのはやめましょう。
また、ルセフィ服用中はお酒は控えてください。
ルセフィは組み合わせ次第で相乗効果が期待できる
ルセフィは、以下の他の医薬品(成分)と組み合わせることで、さらなるダイエット効果が期待できます。
ここでは概要を記載しますので、各医薬品の詳細は別記事を参照して下さい。
糖尿病治療薬。インスリンの分泌を促し、血糖値を下げる効果がある。また、満腹感を持続させる、過剰な食欲を抑制する、基礎代謝をあげるなどの作用により、ダイエット効果が期待できます。
ルセフィの副作用や注意点
ルセフィには以下のような副作用や注意点があります。
副作用
ルセフィの副作用としては、血糖値が低くなりすぎる低血糖、体内にケトン体が増え体液が酸性に傾くことで最悪の場合昏睡状態になってしまうケトアシドーシス、頻尿、脱水、尿路感染症などになることがあると報告されています。異変を感じたら医師薬剤師に相談するようにしましょう。
注意点
ルセフィは、インスリン分泌能力がほとんどない1型糖尿病の方は、低血糖や、体内のケトン体が増え血液が酸性になってしまうケトアシドーシスの危険性が高まるため使用できません。
また、重いケトーシス状態(血中のケトン体が増加)の方、糖尿病性の昏睡状態、または糖尿病性の昏睡状態になりそうな状態の方、重い感染症を患っている方、最近手術をした方、または手術の予定がある方、大きな怪我をしている方、過去にルセフィに含まれる成分で過敏症になったことがある方は服用できません。
また、低血糖のリスクがある方、尿路感染症あるいは性器感染症にかかっている方、脱水を起こしやすい方(血糖コントロールが悪い、高齢、利尿剤を使用中など)、腎臓に中~重度の障害がある方、透析中の末期腎不全を患っている方、肝臓に重度の障害がある方、妊娠または妊娠の可能性がある方、授乳中の方は服用できない場合があります。医師薬剤師に相談してください。
ルセフィのよくある質問
ルセフィについてよくある質問とその回答を以下にまとめました。
ルセフィを保険適用で処方してもらうことはできますか?
回答:ルセフィは、糖尿病治療目的の処方の場合にのみ保険適用となります。ダイエット目的の場合は全額自己負担の自由診療となります。
ルセフィにジェネリック医薬品はありますか?
ルセフィとリベルサスの併用はできますか?
ルセフィを服用すると頻尿になりますか?
ルセフィを服用すると尿路感染症になりますか?
ルセフィを服用すると低血糖になりますか?
ルセフィ服用中にお酒を飲んでもいいですか?
ルセフィの入手方法
ルセフィは、処方箋医薬品です。医療機関で診察を受け、医師から処方箋をもらわないと購入できません。
また、ルセフィの有効成分ルセオグリフロジン水和物を含むジェネリック医薬品も、市販薬もありません。
しかし忙しく、病院に行き薬局でルセフィを買う時間が確保できない方も多いと思います。そんな方にオススメなのが、弊社のMedDirect(メドダイレクト)です。
予約から診察、処方、お届けまで全てオンラインで完結し、時間や場所を気にせず、いつでもどこでも気軽に購入することができます。
さらに、リベルサスだけでなく、上記の相乗効果を期待できる医薬品リベルサスとセットで購入できるため大変オススメです。
※美容目的の処方のため保険適用外の自由診療となりますが、MedDirect(メドダイレクト)は初診料、再診料、処方料が無料で、お薬代と送料のみのご負担でリーズナブルにご利用いただけます。
メドダイレクトでのルセフィを含む処方プランの内容と料金
メドダイレクトでは、医療用医薬品のルセフィを含む処方プランを3つご用意しております。処方内容と料金は以下の通りです。
プラン名 | 短期ダイエット(GLP-1+糖質カット) | 短期ダイエット(糖質カット+脂肪燃焼) | 短期ダイエット(糖質カット) |
処方内容 | GLP-1リベルサス3mg、SGLT2ルセフィ2.5mg | SGLT2ルセフィ2.5mg、防風通聖散 | SGLT2ルセフィ2.5mg |
初回料金(1ヶ月) | 19,690円 | 13,150円 | 11,390円 |
2回目以降(1ヶ月) | 18,390円 | 11,850円 | 10,090円 |
ルセフィのまとめ
・ルセフィは、SGLT2阻害薬のルセオグリフロジン水和物を有効成分とする糖尿病治療薬。
・ルセフィは、処方箋医薬品のため、購入には医師の診察を受け処方箋をもらう必要がある。
・ルセフィは血液中の余分な糖分が、脂肪として蓄積する前に、尿として体外に排出する。
・ルセフィによって、1日あたり240kcalほどを排出できる。
・ルセフィはリベルサスなどの薬と組み合わせるとさらなる効果が期待できる。
・副作用として、低血糖や体内にケトン体が増えるケロアシドーシス、頻尿脱水、尿路感染症などが起こることがある。
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