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執筆者の写真三協製薬株式会社

ルミガン点眼液(ビマトプロスト点眼液)とは?まつ毛美容効果、購入・入手方法、後発薬などをわかりやすく解説

更新日:10月11日


ルミガン点眼液とは?ビマトプロストとは?成分や効果、副作用、後発薬、入手方法などを解説

まつ毛の育毛効果があるとされるルミガン点眼液(後発薬:ビマトプロスト点眼液)。

その成分や効果、副作用、ルミガン点眼液と後発薬(ジェネリック医薬品)のビマトプロスト点眼液の違い、市販のまつ毛美容液との違い、購入方法などをわかりやすく解説します



目次


  副作用

  注意点




ルミガン点眼液とは?


ルミガン点眼液とは、アメリカの製薬メーカーであるアラガンの商標で、ビマトプロストを有効成分としており、購入には医師の処方箋が必要です。

日本では、眼科分野に強みを持つ大阪市の製薬メーカーの千寿製薬が製造販売しています。


ルミガン点眼液は本来、緑内障や高眼圧症の治療薬です。

副作用として、まつ毛が太く、長く、濃くなることから、アメリカの食品医薬品局(FDA)が、まつ毛が不足してしまうまつ毛貧毛症の治療薬として認可しました。


ルミガン点眼液は日本では、まつ毛貧毛症治療薬としては未承認ですが、ルミガン点眼液と同じくビマトプロストを有効成分とするグラッシュビスタが、日本でもまつ毛貧毛症治療薬として認可されているため、ルミガンもまつ毛の育毛効果があると言えます。


グラッシュビスタはアメリカの製薬メーカーであるアッヴィの商標です。


ルミガンとグラッシュビスタの成分の比較は以下の通りです。

有効成分は同じで、添加剤もほぼ同じです。


医薬品名

ビスタ

ルミガン点眼液0.03%

有効成分・含有量(1ml中)

ビマトプロスト 0.3mg

ビマトプロスト 0.3mg

その他添加剤

ベンザルコニウム塩化物、塩化ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム・水和物、クエン酸水和物、塩酸、水酸化ナトリウム

ベンザルコニウム塩化物、塩化ナトリウム、リン酸水素ナトリウム水和物、クエン酸水和物、塩酸、水酸化ナトリウム


ビマトプロストとは?


ルミガン点眼液の有効成分であるビマトプロストとは、体内の液体の流れを調整する作用がある、生理活性物質のプロスタグランジンF2α類似の物質です。

製薬メーカーのアラガンが開発し、緑内障治療薬として2001年から発売されいます。



ルミガン点眼液(ビマトプロスト)の効果


ルミガン点眼液の有効成分であるビマトプロストには、以下のように眼圧を下げる効果と、まつ毛を育てる効果があります。



眼圧を下げる


緑内障になると、房水という眼球内の水が増え過ぎて眼圧を上昇してしまい、神経を圧迫し、視野が狭くなったり、視力が落ちたりします。

ビマトプロストとは、房水の流出を促進することで眼圧を下げ、緑内障を治します



まつ毛を育てる


ルミガン点眼液の有効成分ビマトプロストが毛の成長を促す

ビマトプロストは、まつ毛の育毛作用が強いことでも知られています。

ビマトプロストは、まつ毛の成長を促し、太く長くまつ毛にする効果があります

ただ、あくまで今ある毛の成長を助ける作用であり、発毛を助ける作用はありません。


まつ毛はゆっくり成長するため、効果を実感するのに約8週間かかり、約16週間で効果が最大になります。


使用をやめると、まつ毛は生え変わるため数週間から数か月で元の状態にもどります。

少なくと2カ月は使い、その後も使い続ける必要があります。



ルミガン点眼液(ビマトプロスト)の副作用や注意点


ルミガン点眼液(ビマトプロスト)の副作用や注意点

ルミガン点眼液には以下のような副作用や注意点があります。

医師薬剤師の指示を守って使用しましょう。



副作用


ルミガン点眼液(ビマトプロスト)の副作用としては、結膜の充血や目のかゆみ、刺激感、虹彩や皮膚への色素沈着、目の乾燥、結膜炎などの症状が現れることがあります。

異常を感じたら使用をやめ、医師薬剤師に相談してください


ルミガン点眼液や後発薬のビマトプロスト点眼液は、緑内障と高眼圧症の治療薬です。

まつ毛育毛のために使用して、副作用が現れたとしも本来の目的外の使用となりますので、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。


※医薬品副作用被害救済制度とは、医薬品を適正に使用したにも関わらず、入院治療が必要なほど重篤な健康被害が現れた場合に、医療費や年金などの給付をする公的な制度です。




注意点


ルミガン点眼液は、妊娠や授乳中の方、小児、高齢者は注意が必要です。

使用前に医師薬剤師に相談してください


海外から個人輸入は、成分が不確かなものを多く危険なため絶対にやめましょう。

購入する際は、国内のクリニックなどの医療機関で処方してもらいましょう。





ルミガン点眼液のよくある質問


ルミガン点眼液についてよくある質問とその回答を以下にまとめました。



コンタクトレンズを装着したまま使えますか?

回答:コンタクトレンズは外してから塗布してください。その後15分しましたらコンタクトレンズをご使用いただけます。


ルミガンを使用開始してから効果が出るまでにはどれくらいかかりますか?

ルミガンでまぶたに色素沈着は起きますか?

ルミガンとグラッシュビスタで効果に違いはありますか?

ルミガンは妊娠中でも使えますか?



ルミガン点眼液の正しい使い方


就寝前に化粧を落とし洗顔を済ませ、コンタクトを外します。


塗布用のブラシ(アプリケーター)を水平に持ち、先端にルミガン点眼液を1~2垂らします。


上まぶたのまつ毛の生え際に、アイラインを引くように目頭から目尻にかけて、塗ります。

重ね塗りはしないようにしましょう。


まつ毛の生え際以外に、ルミガン点眼液がついたら、ふき取るか洗い流してください。


使用したアプリケーターは捨てましょう。


コンタクトレンズを着用する場合は、塗布から15分以上間を空けるようにしてください。




ルミガン点眼液と市販のまつ毛美容液の違い


ドラッグストアなどでは、自宅で手軽にまつ毛のケアをできる商品として、資生堂のマジョリカ マジョルカ・ラッシュジェリードロップEX伊勢半のヒロインメイク・アイラッシュセラムEX水橋保寿堂製薬のエマーキットなどのまつ毛美容液が売られています。


まつ毛美容液には、成分として乾燥を防ぐヒアルロン酸やコラーゲン、ツヤやコシを与えるケラチンやパンテノールなどを配合し、まつ毛を美しく保つことを助けてくれます。


しかし、まつ毛美容液は、手軽に買えることが魅力ですが、あくまで化粧品の一つです。

まつ毛美容液には、医療用医薬品であるルミガン点眼液のようにまつ毛の成長を促し、まつ毛を太く、長くする効果はりません。




ルミガン点眼薬と後発薬(ジェネリック医薬品)



ルミガン点眼薬と後発薬(ジェネリック医薬品)


ルミガン点眼液の後発薬(ジェネリック医薬品)は、参天アイケア東亜薬品日新製薬わかもと製薬テイカ製薬ロートニッテンが製造販売しています。


後発薬は、先発薬と同じ成分を含み効果も変わりませんが、開発費用がかからないため安価で購入できます。


医薬品の種類

効果

副作用

費用

先発薬

変わらない

変わらない

比較的高価

後発薬(ジェネリック)

変わらない

変わらない

比較的安価




ルミガン点眼液(ビマトプロスト点眼液)の入手方法


ルミガン点眼液(後発薬:ビマトプロスト点眼液)は、処方箋医薬品です。医療機関で診察を受け、医師から処方箋をもらわないと購入できません


しかし忙しく、病院に行き薬局でルミガン点眼液を買う時間が確保できない方も多いと思います。そんな方にオススメなのが、弊社のMedDirect(メドダイレクト)です。


予約から診察、処方、お届けまで全てオンラインで完結し、時間や場所を気にせず、いつでもどこでも気軽に購入することができるため大変オススメです。



オンライン診療・処方サービス Med Direct(メドダイレクト)


※美容目的の処方のため保険適用外の自由診療となりますが、MedDirect(メドダイレクト)は初診料、再診料、処方料が無料で、お薬代と送料のみのご負担でリーズナブルにご利用いただけます。



メドダイレクトでのルミガン点眼液を含む処方プランと料金


メドダイレクトでは、ルミガン点眼液と専用ブラシのアプリケーターをセットで30日分、初回3,430円、2回目以降が2,130円でご提供しております。

いずれも税込価格です。


他にもさまざまなプランをご用意しております。詳細は、MedDirect(メドダイレクト)取り扱い医薬品をご覧ください。



ルミガン点眼液のまとめ


・ルミガン点眼液はビマトプロストを有効成分とするまつ毛貧毛症治療薬


・ルミガン点眼液は処方箋医薬品のため、購入には医師の処方箋が必要


・ビマトプロストは、もともとは眼圧を下げる緑内障治療薬


・まつ毛を太く長く、濃くする効果がある


・使用開始から2ヶ月ほどで効果を実感できる人が多い


・ルミガン点眼液をまつ毛育毛目的で使用する場合は、保険適用外の自由診療で全額自己負担になる


・副作用として色素沈着や結膜炎、目のかゆみなどが出ることがある


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